Afterwords
ここまで読んでくださり、本当に本当にありがとうございました。最後につらつらと。

 

EST

 『EST』はエストと読みます。ラテン語で、英語の『be』と同じ意味だそう。
 実はこのお話、完結した後一度書き直しています。旧ESTは2005年4月から2006年12月まで、改訂ESTは2007年7月1日から2008年1月20日まで連載していました。旧ESTは長くかかってしまったので、前半後半で文体のばらつきが気になってしまって。
 120話。短いような気もするけれど、長かったような気もします。
 短くまとめるのが苦手な私。  話自体も長くなってしまいました(でも120というきりの良い数字で、1月20日に終わらせることができて嬉しい笑)。  その長い話にお付き合い下さり、大変嬉しく思います。

 このお話は、3作目の映画を観て、4巻を読んだ時点で思いついたものです。  最終巻が出ておらず、結末も分からずじまいでしたが、怒涛のごとく「書こう!」と思いが湧き上がってきて、書きはじめました。ひとりのヒロインの、子供時代から大人時代の話。そして大好きな親世代と共に過ごす物語を書きたいなと思って。
 サイトをはじめるきっかけになった話でもあり、私が初めて書ききった長編でもあり、とても思い入れのある作品です。
私はこうやって書けたこと自体が楽しくて、幸せでした。でも、もし読んで下さった誰かひとりの胸の中に、 ジェームズがすてきとか、ここが印象的だとか、面白いとか思ってもらえたら、至福です。

 

now...2015年に思うこと

 サイトを『zephyer』から『Spectacular!』に変えて、一度は終わった私の物書き人生。
 でも、日々過ごしていくなかでまた物書きしたいな、と思って『swing』を開設しました。
 いつの間にかハリポタは完結して、U○Jにハリポタのアトラクションまでできて(笑)…
 私のなかでも何かが変わっていて、今『EST』やほかの作品を読み返すと穴に入りたい思いもするけれど、この作品を書きあげることができて良かったな、と今でも思います。

    当時は6巻までしか発売されていなかったので、創造(想像)で6巻以降の流れを書きました。シリウスやダンブルドアの死は伏線だろうな、きっと生きてるんだろうな、と本気で当時は思ってました(汗)。でも原作のラストは色々なキャラクターが亡くなってしまい、『EST』は原作とだいぶかけ離れた物語になっています。
 なのでこの物語をまたサイトに載せるかは迷いました。原作を相当変えてしまってるよなー、でも二次創作だからいいかなー、でもなぁ……と。ただこれを書いた当時は、ハリポタという作品を、そこに出てくるキャラクターを愛し(今も変わらず愛してますが)、全力で書き上げた作品で。ひとつの物語を完結させることができた、という達成感もありました。だからやっぱりサイトに載せよう、と思いました。

   たまにちょこっと読み返すのですが、もっとこうしたいああしたい、もっと書きたいことがあった、など反省点やら改善点やらがつらつら出てきます。短編で親世代を書いていて、ああやっぱり親世代好きだな、また書きたいなと思いはじめています。なので、もしかすると『EST』を、またまた改訂するかもしれません。

 完全に趣味で再開したサイトではありますが、もし今でもこの『EST』を読んで下さる方がいて、上に書いたように、なんか良かったとか、面白かったとか、思って頂ける方がいたらすごく幸せなことです。
願わくば、長いお話を読んでくださった方に、少しでも何か良いものを残せていますように。

日向ちよこ

 

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